ちょっと間が空きましたが、フィギュア紹介させていただきます。
フィギュアナンバー5番「伐折羅大将」。原型制作は村田明玄氏です。
光明皇后が聖武天皇の病気平癒を祈って建立されたと言われる新薬師寺は、
1300年の人々の祈りを静かに伝える天平の古刹。
その本堂の円形土壇に本尊薬師如来を囲んで居並ぶ十二神将は
薬師如来の世界と、それを信仰する人々を守り、
一体に七千人の眷属を率いていると言われています。
日本で最古最大の十二神将であり、干支の守護神としても信仰されています。
甲冑に身を固めて憤怒の姿をとる十二神将の中でも、口をかっと大きく開き、
怒髪点をつく伐折羅大将は特に人気があります。
右手に剣を構えた険しい表情は今まさに打ち据えんとする気迫を伝えるものでありつつも、
反り返った左手の指先のしなやかさと優美さを備える佇まいに
えもいわれぬ色気を感じる人も多いのではないでしょうか。
その魅力をわずか8cm足らずのフィギュアに凝縮したのがこの『伐折羅大将』。
「畏怖を感じる憤怒の表情」と「色気のある佇まい」という、
相反する魅力を存分に感じて下さい。
古びた塑像の風合いを再現した彩色にもご注目!
薬師如来をグルリと囲む十二神将。今にも踊り出てきそうな迫力!
なお、十二神将の各名称は国指定と新薬師寺指定では異なっており、
伐折羅大将は国宝指定名称では「迷企羅大将」となっています。
余談ですが、監修を担当して下さった新薬師寺の女性執事長の方が
伐折羅大将のことを「バサラさん」と呼ばれていたのが非常に印象深く、
信仰の対象であるのと同時に親しみ、慈しんでいる様が強く伝わりました。
新薬師寺ホームページ
http://www.k5.dion.ne.jp/~shinyaku/













